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Home 9 タグ: 皮膚科の訴訟判例

ステロイドの副作用について医師の責任を認めなかった

ステロイドの副作用について医師の責任を認めなかった 東京地裁 平成4年5月22日 判例時報1467号75頁 顔面への副腎皮質ステロイド外用薬の適応について、使用量・使用期間を必要最低限とし、その間慎重な経過観察により、副作用を早期に発見するよう努めなければならないが、医師の処方の仕方、経過観察を行っていたことから、医師の責任を否定した。...

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薬剤の重篤な副作用、スティーブンス・ジョンソン症候群と中毒性融解壊死症の治療について医師の責任を認めた

薬剤の重篤な副作用、スティーブンス・ジョンソン症候群と中毒性融解壊死症の治療について医師の責任を認めた 福岡高裁 平成14年5月9日 判例時報1803号36頁 スティーブンス・ジョンソン症候群による広範な皮膚病変により、皮膚の細菌感染に対する防御機能が失われ、皮膚障害に起因する大量の浸出液による体蛋白の喪失、副腎皮質ステロイド薬大量投与により易感染状態になって、緑膿菌の可能性を否定できないグラム陰性桿菌に感染し、スティーブンス・ジョンソン症候群の増悪とともに、急速に病態を悪化させ、多臓器不全に至ったものとした。...

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