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Home 9 Q&A 9 医療過誤・医療ミスにはどのような種類があるのでしょうか。

Q.医療過誤・医療ミスにはどのような種類があるのでしょうか。

A. 医療過誤・医療ミスは、医療にかかわるすべてのタイミングでありえます。
主な種類は次のとおりです。 ただし、医療ミスといえるかどうかは、平均的な医療機関でそのような医療を行うべきであったのにしなかった、ということが必要です。行うべきだったかどうかは、診療録、カルテ、画像などを見て、専門的な調査が必要になることが多いです。

  • 結果の説明を十分にしていない
  • 問診をしていない
  • 検査をしていない
  • 検査結果を説明していない
  • 検査結果を放置していた
  • 適切な治療をしなかった
  • 治療の時期が遅れた
  • 診断が遅れたミス
  • 診断が不適切であったミス
  • 薬剤投与(量、時期、投与間隔、投与中の観察等)のミス
  • 注射におけるミス
  • 麻酔におけるミス
  • 手術適応がないのに手術を行った
  • 手術の手技上のミス 能力不足
  • 手術後の管理が不十分であった
  • 手術の時期の遅れ
  • 転医をするべきであったのに遅れた
  • 入院中の管理を適切に行っていなかった
  • 看護上の注意を適切に行っていなかった
  • その他

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医師・弁護士 富永 愛(大阪弁護士会所属)

この記事を書いた⼈(プロフィール)

富永愛法律事務所
医師・弁護士 富永 愛(大阪弁護士会所属)

弁護士事務所に勤務後、国立大学医学部を卒業。
外科医としての経験を活かし、医事紛争で弱い立場にある患者様やご遺族のために、医療専門の法律事務所を設立。
医療と法律の架け橋になれればと思っています。
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