産科・脳外科・脊椎外科・手術ミスに特化した
医療過誤問題の法律事務所

弁護士法人富永愛法律事務所弁護士法人富永愛法律事務所

医師弁護士による医療過誤の法律相談
⼤阪府・全国対応/ZOOMにてオンライン相談も承ります
弁護士法人富永愛法律事務所弁護士法人富永愛法律事務所
医師弁護士による医療過誤の法律相談
  • お問い合わせフォームでのお問い合わせはこちら
  • ホーム
  • メニュー
Home 9 Q&A 9 カルテ等の診療記録は、どのように入手する方法がありますか?費用は?

Q.カルテ等の診療記録は、どのように入手する方法がありますか?費用は?

A.診療記録の入手方法には、大きく分けて(1)カルテ開示請求と(2)証拠保全手続の2通りがあります。

(1)カルテ等の開示請求は、患者が医療機関に直接診療記録の謄写(コピー)を依頼する方法です。患者の代わりに、弁護士が代理人としてカルテ開示請求をすることもできますが、通常は、本人が行うことが多いです。本人が行う場合には、病院が提示している料金(例えばコピー1枚10円~50円、画像フイルム1枚800円~、画像CD-ROM 1枚数百円~3000円程度)を請求されます。弁護士が代理人として行う場合には、55,000円(税込)+病院から請求された実費でお受けしています。

(2)証拠保全手続きは、裁判所に申立てて行う裁判所による手続きです。弁護士が依頼者から依頼されて裁判所に申し立てをする方法が一般的ですが、本人自ら裁判所に申し立てを行うことも可能です。費用は20万円~50万円まで事務所によって異なりますが、20万円程度で行うところが比較的安いと思います。当事務所では通常、200,000円(税込220,000円)+実費でお受けしています。

(3)その他、これらの方法以外に、弁護士照会という方法を使うこともあります。これは、弁護士が弁護士会を通して医療機関に診療録の謄写を求める方法ですが、たくさんの診療録などの提出を受けることは難しいことが多いです。費用は、1件について50,000円(税込55,000円)+実費で行っています。

Q&A一覧へ戻る

医師・弁護士 富永 愛(大阪弁護士会所属)

この記事を書いた⼈(プロフィール)

富永愛法律事務所
医師・弁護士 富永 愛(大阪弁護士会所属)

弁護士事務所に勤務後、国立大学医学部を卒業。
外科医としての経験を活かし、医事紛争で弱い立場にある患者様やご遺族のために、医療専門の法律事務所を設立。
医療と法律の架け橋になれればと思っています。
産科医療ラボ