亡くなったのはわずか6歳の女の子でした
この事件では、AVM(脳動静脈奇形)に起因する脳出血により市立病院に入院したお子さんが、入院中の再出血に対して病院の治療が適切ではなかったことで心停止から低酸素状態に至り、その後全脳壊死によりわずか6歳で亡くなりました。ご両親は「お子さんが生きた証を残したい」と裁判をする決心をされました。
結果は裁判上の和解という形で終結しました。和解の内容はご遺族の納得のいくものとは言えませんでしたが、これ以上裁判を長引かせることは依頼者にとって最良ではないと考え、ご両親と相談し裁判所からの和解提案を受けることにしました。
ご両親からのお手紙
2年半におよぶ裁判を終えられたご両親からのお手紙を、実際に医療裁判を戦われた貴重なご遺族のご感想としてご紹介させていただきます。