がんの診断は年々早く正確にできるようになってきました。胃カメラ、大腸ファイバー、CT、エコーなど色々な検査で早期にがんを切除し、完治している患者さんはたくさんいます。一方で、画像診断がどんなに進んでも、まだ手術前には診断が難しい臓器もあります。例えば肺がんは、CTで影が映ってもがんと断定できないため、生検目的を兼ねて切除手術を行う必要があるケースもあります。肝臓がん、胆管癌、膵臓癌等も術前の生検が難しい臓器であるために術前診断が困難で、がんであることを前提に手術をすることがあります。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・出産時のトラブルがあったら
出産時のトラブルがあったら
出産時のトラブルは、本来幸せな瞬間に予期せぬ結果が生じるため、悲惨です。早く帝王切開手術してくれていれば助かったのに、というトラブルは今も多いです。出産時のトラブルは、医療機関にとっても患者さんや家族にとっても望ましいことではないため、産科医療補償制度ができて8年経ちました。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・手術後に予想外のことが起こって死亡した50代男性のケース
手術後に予想外のことが起こって死亡した50代男性のケース
「手術が終われば2週間くらいで帰れますよ!」と主治医からいわれたのに、手術後に大出血を起こして1ヶ月後に大学生の子供たちをのこして死亡した父。早期の大腸がんを切除して1ヶ月後には仕事に復帰するはずの大黒柱を襲った悲劇でした。2週間で帰れるといわれたのになぜ?何が起こったのか?家族は弁護士に相談に行きますが、病院に責任を問うのは難しいといわれます。諦めきれず、その後、知り合いを伝って当事務所に辿り着きました。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・がんの再発は見つけなければいけないのか?
がんの再発は見つけなければいけないのか?
結論からいうと、がんの再発は、早く見つけてもあまり意味がないことがある。近年、がんに関わる法律相談は年々増加傾向にある。なかでも、がんの見落とし相談は、分かりやすい問題であるため増えている。がんは早期発見・早期治療が重要だといわれているのは、診断が早いほど完治できる可能性があるからである。 しかし、がんの再発は、そうではない。がんの再発は、初回の治療で適切な治療を行ったにもかかわらず、再度、同じ種類のがんが出現することである。この再発は、見落としといえるのか、は実は悩ましい問題を含んでいる。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・今までにない胸の痛み!大動脈解離の見落とし
今までにない胸の痛み!大動脈解離の見落とし
急性大動脈解離は、致死率の高い疾患である。急激な、今までにない胸の痛みが背中から腰に移動したら要注意である。医師は重大で致死率の高い疾患から考えていかなくてはならない。「今までにない胸の痛み」で来院した患者には、①心筋梗塞、②大動脈解離、③肺塞栓の3つをまず考える。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・がん誤診。がんの手術をしたのに、がんがない?!がん診断の落とし穴