手術の前に説明を受けていたことと異なる結果になったときに、患者本人や家族は医療機関に不信感を抱きます。言っていたことと違う、何かあったに違いない、と。その際、心ある病院では、患者さんや家族に対してどのような経過で予想外の経過になったのかを説明します。 そこで良くあるのが「このような結果になってしまって申し訳ないと思っています。」という謝罪の言葉です。多くの患者さんや家族は、病院側がミスを認めて謝ったのだ、と理解します。...
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入院中に目が見えなくなってきた
重症な病気や手術等でカテーテルという管を身体に入れることがよくあります。中心静脈カテーテルといわれるもので、大きな血管の近くまで管の先端を入れるので、通常の点滴では使えないような濃い点滴を使うこともできるものです。このカテーテル、医療現場にとっては不可欠なものになっていますが、人工物を体内に入れるため、カテーテル感染といわれる感染源になってしまうこともあります。カテーテルの管に病原菌が住み着くと、高熱が出る全身感染症になることがあります。感染源になるのは、細菌やウイルス、真菌等様々です。その中で特に、カテーテルを入れていない通常状態で...
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良性なのに手術をされたら
がんの診断は年々早く正確にできるようになってきました。胃カメラ、大腸ファイバー、CT、エコーなど色々な検査で早期にがんを切除し、完治している患者さんはたくさんいます。一方で、画像診断がどんなに進んでも、まだ手術前には診断が難しい臓器もあります。例えば肺がんは、CTで影が映ってもがんと断定できないため、生検目的を兼ねて切除手術を行う必要があるケースもあります。肝臓がん、胆管癌、膵臓癌等も術前の生検が難しい臓器であるために術前診断が困難で、がんであることを前提に手術をすることがあります。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・出産時のトラブルがあったら
出産時のトラブルがあったら
出産時のトラブルは、本来幸せな瞬間に予期せぬ結果が生じるため、悲惨です。早く帝王切開手術してくれていれば助かったのに、というトラブルは今も多いです。出産時のトラブルは、医療機関にとっても患者さんや家族にとっても望ましいことではないため、産科医療補償制度ができて8年経ちました。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・手術後に予想外のことが起こって死亡した50代男性のケース
手術後に予想外のことが起こって死亡した50代男性のケース
「手術が終われば2週間くらいで帰れますよ!」と主治医からいわれたのに、手術後に大出血を起こして1ヶ月後に大学生の子供たちをのこして死亡した父。早期の大腸がんを切除して1ヶ月後には仕事に復帰するはずの大黒柱を襲った悲劇でした。2週間で帰れるといわれたのになぜ?何が起こったのか?家族は弁護士に相談に行きますが、病院に責任を問うのは難しいといわれます。諦めきれず、その後、知り合いを伝って当事務所に辿り着きました。...
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医療過誤問題コラムを追加いたしました。 以下のリンクからご覧いただけます。 ・がんの再発は見つけなければいけないのか?